5475文字のお手紙 ももクロちゃんへ
5475文字の手紙をももクロちゃんに贈ります。
ももクロちゃんは説明なんていらないと歌詞の中で言っていたけれど、ももクロちゃんへの思いをちゃんと言語化しておきたくて、文字に綴る勝手を許してください。
これは手紙と言うけれど、本当のお手紙はライブ会場でお渡しするので、これはただの自己満足なのだと分かっていて書きます。
私はももクロちゃんが好きです。
すごくすごく大好きです。
何がどう好きなのか、どういった順番で書けば伝わるのか分からないから、まずはももクロちゃんとの出会いから書いてみたいと思います。
出会い
いちごいちえのツイートでも書いたけど、ももクロちゃんと初めて出会ったのは「Harajuku kawaii2012!!!!」でした。
ねごとさんを聞きたくて、一度きゃりーぱみゅぱみゅさんを見たくて参加しました。
その中でも、ももクロちゃんは鮮烈でした。モデルさんとかファッションショーを見に来た女の子達に対して、いきなりの「労働讃歌」。
正直「どんな歌詞の何歌ってるの?」「何しに来たの?この子達」って思いました。
でも会場いっぱいに走って、一生懸命に歌って、ちっちゃくて細い体が壊れちゃうんじゃないかってくらいに踊って、だんだんと気持ちは変わってきました。
そんなところに「無限の愛」、夏菜子ちゃんから始まるソロパートの応酬。
ボクのこと キライですか?
声は届きませんか?
でもこの愛をキミに捧げよう!
自分に言われている気がしました。
何かよく分からないけど、すごいものを見たという気がしました。
続く「Lost child」、「コノウタ」と歌詞が刺さりまくります。
そして「怪盗少女」。
あ、この曲を歌ってる子達だったんだ、と思い当たりました。
ふたたび
家に帰ってもドキドキしていました。そして、帰ってすぐ家のノートパソコンを開け、「ももいろクローバーZ」で検索しまくったのですが、春の一大事のチケット販売には間に合わず、ライブビューイングで参加しました。
ライブに何を持っていったらいいか分からず、家にあった赤いTシャツを着ていった私はどこから見てもライブ初心者だったのでしょう。隣のモノノフさんが「ライブは初めてですか?」と話しかけてくれました。
そして「良かったら使いますか?」と貸してくれたペンライト。そこからは驚きばかりでした。
Overtureのノフに驚き、「だってあーりんなんだもん☆」のノフに驚き、「走れ!」「コノウタ」、一糸乱れぬコール。
キラキラとしていてかわいいももクロちゃんを貸してもらったペンライトで応援できるんだ!私もあの光の波の一員になってるんだ!ということに感動しました。
ずっと応援していきたいと強く強く思いました。
隣のモノノフさんにもすごく感謝をして、またライブに来たいとおかげで思えたこと、次の夏のライブは絶対チケットを取りたいことを伝えました。
もしharajuku kawaii!!!に行かなかったら
もしももクロちゃんが「無限の愛」を歌ってなかったら
もしやさしいモノノフさんが隣の席じゃなかったら
今こんなにももクロちゃんのことが好きじゃなかったかもしれないです。
モノノフさん
そんな風なモノノフさんを産み出しているのも、ももクロちゃんだと思うので、やっぱり良い出会いをくれたのも、ももクロちゃんだと思うのです。
私はモノノフさんのことも好きです。
中にはヤなやつとかダメなやつとかたまにいるけど、基本的にはいい人が多いなって思います。
初めてのライブビューイングでペンライトを貸してくれたモノノフさん
夏西部で冷えピタをくれ、冬西部でホッカイロをくれたモノノフさん
10周年ライブで夏菜子ちゃんがトロッコでやってきたらオペラグラスを貸してくれたモノノフさん
集合写真を撮ったらお礼にと缶バッチくれたモノノフさん
みんなみんなやさしくて素敵な人でした。
モノノフの向こうに居るももクロちゃんが強くて優しいからモノノフのみんなもそうなのだと思っています。
ライブに行くときは、ももクロちゃんに恥じない私でいたいと思い、行動しています。
きっとみんなもそうなんだろうなと思い、そんな風にみんなに考えさせるももクロちゃんはやっぱりすごいなと思います。
うーん、まだ私の中のももクロちゃんを好きな気持ちを全然書けていないと思うので、ここからはメンバー1人1人へ当てたメッセージを綴りたいと思います。
れにちゃんへ
れにちゃんが芸人さんと絡んだり、ソロコンをしたりしていると、とってもパワーをもらえます。
だけど時々「私の椅子がないって言えなくて空気椅子をしていたれにちゃん」を思い出すのです。
れにちゃんに幸せであってほしいと思います。
ももいろ歌合戦の氣志團さんの歌のサプライズ、素敵でしたね。
君を愛する誰もが祈ってる
この歌詞で私は号泣しました。誰にでもやさしいれにちゃんだから、そのやさしさでいろんなひとを助けてきたと思います。
あの「新しい青空へ」でのれにちゃんの「ずっとついてこい!」でどれだけの人が救われたか…。
れにちゃんを愛する誰もがれにちゃんの幸せを願ってるということを、もう十分味わったと思うけど、「なんかつらいな〜」と思ったら思い出してほしいです。
あーりんへ
あーりんは人生2周目とかの人なんですか?
あーりんのライブ終わりのコメントはすごいなっていつも思います。
国立での「みんなが叶えてくれた夢だから、すごいのは私たちじゃなくて本当にみんなだと思います」とか
2019年のソロコンでの「『私って超大スターじゃん』みたいな気持ちにさせてくれてうれしいです」とか「まだまだみんなが見たいと思うあーりんでいられるようにがんばっていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」とか。
あーりんはももクロちゃんやモノノフ、人生を俯瞰して見ることができるのだと思います。
そんなあーりんが全力でアイドルをしているのは、本当に人生をかけてももクロちゃんをしてくれているのだとが伝わってくるので、それに報いる位の一生懸命さであーりんを応援したいと思います。
全力でアイドルをしてくれて、すごいパワーと元気をくれるあーりん、いつもありがとう。
しおりんへ
泣き虫で甘えん坊だったしおりんはすっかり大人のおねえさんになりましたね。なので、しおりんがしょんぼりすると私は慌てふためいちゃうのです。
ももクリ2018ではしおりんは泣いてなかったけど、びっくりしました。
「歌がコンプレックス」と言っていて、私の中ではしおりんは4人の中でなんでも一番卒なくできる子だったので。
歌に関する想いを伝えてくれて、悔しいと思って泣きそうなくらい歌に気持ちを込めていたことを教えてくれて、しおりんがそんな風に思っていたことをこれまで全然分かっていなかったと反省しました。
ここで伝えさせていただくと、しおりんのまっすぐ伸びるような声が好きです。
一番好きなのは仮想ディストピアでのしおりんのソロパートから応酬が始まるところです。あそこを聞くと「やっぱりももクロを裏で支えてまとめてくれるのはしおりんだ〜!」と思います。
これからもももクロちゃんたちをよろしくね、しおりん。
夏菜子ちゃんへ
夏菜子ちゃんのことは一番に推してます。
本当におひさまかなこちゃんみたいに太陽のように明るくてかわいくて周りを元気にしてくれて。
あの伝説のTIF2010の「走れ!」のソロパートとか、私がハマるきっかけだった「無限の愛」のソロとか、夏菜子ちゃんの歌声は「エモい」って言われますね。
青春を感情をまっすぐぶつけてくるような歌声が大好きです。
けれどいつからかどこかちょっと無理しているように感じることがありました。「一番上手くなくっちゃ」「私が引っ張っていかなくちゃ」と思っているような感じがしたのです。一番にそれを感じたのは有安卒業後のバレイベでした。
だけど、そのたった2ヶ月後の10周年ライブでの「吠えろ」の歌いだし、「Zの誓い」のソロパート、これまでより夏菜子ちゃんの感情に追加して歌の価値観、歌詞の感情が載ってきているように思いました。
きっとすごくすごく努力したんでしょうね。
夏菜子ちゃんはあまり努力している姿を見せなくって、ライブで歌をうまく歌うとか、ピアノで弾き語りをするとか、成果でそれを奥ゆかしく伝えてくれるところがすごく素敵ですごく好きだなって思います。
あと夏菜子ちゃんの言葉選びが大好きです。
ももクロchanのクイズでは全然漢字も読めなくて言葉も知らないのに笑
なんでこんなにも人の心を打つ言葉を選んで紡げるのかと、AngelEyesでの質問への回答やライブの挨拶で毎回毎回そう思います。
ソロコン「Talk with me」は最前列の、しかも夏菜子ちゃんが一番見てくれる方面に座りました。
なので夏菜子ちゃんがMC時に「こうだよねぇ?」みたいに問いかけてくれて、うなづくというのを何度も体験しました。
あの時はまさに「Talk with 夏菜子ちゃん」でした。本当に幸せな時間でした。
実はこれまであんまり好きじゃなかった「魂のたべもの」「夢の浮世に咲いてみな」やカバー曲である「強がり」「愛・おぼえていますか」がとっても好きになりました。
夏菜子ちゃんの歌い方で、この歌ってこういうことを言いたかったのかなということを家に帰っても考えて、夏菜子ちゃんと歌に浸った一日でした。
夏菜子ちゃんがその後の音楽ナタリーのインタビューで「すごく幸せな時間でした。」と同じ言葉を使っているのを見て、すごく嬉しく感じました。
あと、細かいことを伝えると、「ひかり」の歌詞に新幹線の名前をみんな入れちゃう素直なところ、健康的な膝小僧、その辺のあんちゃんのようにポケットに手を入れて歩くところ、家族やペットを大事にしているところ、「ゲッダーン!」でのうひょ顔、悪魔に取り憑かれたニワトリなんかが好きです。
あとだからなんだって感じなんですが、私の誕生日は7月11日で夏菜子ちゃんと1日違いなんです!
7月11日から12日にかけては1年で一番楽しくて幸せです。
誕生日があって良かった!と心から思えます。
夏菜子ちゃん、これからも健やかに、そのままで生きていってください。
ももクロちゃんの一番好きなところ
このようにももクロちゃんのの出会い、モノノフさん、各メンバーについて思うことをあげてきましたが、何と言ってもやはりライブが好きです。
そこにいるみんながももクロちゃんの一挙手一投足に沸き、同じ言葉を発している時、ある種何か祈りのように感じることがあります。本広克行監督のももクロちゃん巫女説には私は大きく頷きます。
みんながその瞬間は1つになって、ももクロちゃんに対して「楽しい!」とか「うれしい!」とか「かわいい!」とか、プラスの感情をぶつけていて、そのことが奇跡のように感じます。
ももクロちゃんという存在
ももクロちゃんを応援しているというと、「同性なのになんで?」と聞かれることがあります。
私は決まって「ちょっとやんちゃなみなさんが矢沢永吉さんに抱くような、幼女がプリキュアに抱くような気持ち」と答えます。相手は納得してくれます。
どんな感じなんだか笑
つまり私にとって、ももクロちゃんは、ちっちゃくてかわいくてキラキラしていてライブ会場で奇跡を起こしてくれる尊敬の存在です。
見ていると元気や笑顔をもらえます。
ももクロちゃんのことを考えると、強くて優しい良き人間でありたいと思います。
唯一無二の存在です。
ももクロちゃんの幸せ
ももクロちゃんにとっての幸せって何ですか?
みんなの幸せがアイドルとして笑顔の天下を取ることなのか、新国立でライブをすることなのか、愛する人と結婚することなのか、歌手として大成することなのか、すごい女優さんになることなのか、
ももクロちゃんが何を望んでいるのかは分からないけれど、
いつも私たちモノノフに元気や笑顔をくれる分、いえ、それ以上に、幸せになってね。
2023年5月17日 15周年ライブ
ももクロちゃん15周年です。
あの10周年ライブからもう5年も経つのかとびっくりです。
Overtureを叫びたい!
「走れ!」を歌いたい!
思いっきりコールしたい!
あの空で「世界のももクロNo1」を叫びたい!
まぁ涙で声も出ないかもしれません。
少なくともOvertureは聞こえた瞬間に涙が出ちゃいそうです。
一曲目はなんだろうな。最後の曲はなんだろうな。
ももクロちゃん、モノノフさんはどんな気持ちで迎えるのだろうな。
本当にライブが楽しみです。
私は今回16日のチケットしかとれず、17日は配信で観るつもりです。
これを書いているのは15日の夜で、これがアップされる今は何してるんだろう。
16日の気持ちやライブレポについてはまた別途書きたいと思います。
私は会社をフレックスを使って早めに退社し、ももクロちゃんが踊っていた代々木公園を少し見てから代々木体育館に行こうかと思います。
17日に行けないのは残念だけど、17日も素敵なライブを待っています。
大好きなももクロちゃんへ
思うことをつらつらと書いたけど、結局言いたいことはももクロちゃんのことが大好きです。
15年も、ももクロちゃんがももクロちゃんでいてくれてありがとう。
この先ももクロちゃんがどこにいても、どんな選択をしても、私の人生を明るく照らしてくれたことは変わらないから、ずっとずっと応援し続けます。
朗らかに幸せに自分の人生を生きてください。
やっぱり、最後はこの言葉を書いて締めたいな。